シンデレラ
Cinderella
なかなかの中流家庭の娘に生まれたシンデレラ。
だがうまれて間もなく、母親は亡くなってしまった。
うつくしい母親に似てシンデレラも美しい娘に育った。ある日父親が再婚をし、新しい継母とその娘2人と住む事になる。
(父親の存在はここで消える。この後、話に関与してこなくなるのよね
シンデレラは、継母とその連れ子である姉たちに日々いじめられていた。あるとき、城で舞踏会が開かれるという案内状が家にくる。
継母の娘達は大喜び。シンデレラも行きたい気持ちはあるが掃除着しか持ち合わせていない。
その姿をまた笑いものにする継母と娘達
(鬼畜だ継母と娘たちは着飾って出ていくが、シンデレラはからわず掃除着のまま見送ることに。
舞踏会に行きたい気持ちを抱えているシンデレラを、不可思議な力が助け、準備を整える。
詳細としては、魔法使いが出てきてほどよい生き物や物を舞踏会仕様に変化させてしまう、という流れ。
限定条項として12時には魔法解除という警告。
(今で言うフラグが立つ気持ちよく、すばらしく美しい姿で舞踏会へ行くシンデレラ。
もともとの美しさもあり、場内で一番の美しさに。
案の定シンデレラは、城でまんまと王子に見初められる。王子と踊っていたりなんだりしていると、12時を知らせる鐘がなる。
限定解除…!!!!
12時の鐘の音に焦ったシンデレラは階段に靴を落としてしまう。
王子は、靴を手がかりにシンデレラを捜す。
(これ、すごいアバウトというか、顔…覚えてないの?王子。足フェチなの…?街中、舞踏会に出たであろう女性にガラスの靴をはかせて、未来の嫁を探索する王子。
シンデレラの家にも王子たちは訪ねてくる。継母は自分の娘を王子に嫁いでもらいたい。
その一心でガラスの靴に合うように足を部分切断するという凶行にでる。
(これは継母のみでなく、娘達の希望でもある)
ひとりの娘は指先を切断される
もうひとりの娘はかかとを切り落とされるそしてガラスの靴の試着をするが
まぁ出血で気づかれて、未来の嫁ではないと却下。
足かわいそう。靴はシンデレラのしか合わず
シンデレラは王子に見出され、妃として迎えられる。
(王子、なんかやっぱり顔覚えたりしておこうよ。足で決めうちだなんて…
物語の終わり、シンデレラの結婚式で姉2人は白鳩に両目ともくり貫かれ失明するなどの
超絶endもあるが、基本妃に迎えられてhappyendが多いかもしれない。
華になるシーンはやはり舞踏会とガラスの靴を落とすシーンだと思うのだけれど、
はじめの、美しいが掃除婦として業務をこなしているシンデレラに良さを感じる。
おそらく、家も備品も美しく、掃除しがいがあるに違いない。
時々ガラスに写った自分を見ながら、髪をととのえたりするのだ。
美しい人が美しい物を美しく清掃するのだ。
いいね。
そんな妄想を抱きながら描きました。
さわやかからかけ離れています。
シンデレラの時代のオシャレ着はコルセットとかをぐいーっと締めるような時代だとイメージしている。
あの頃の服は、これでもかこれでもか、と盛って盛っているものなので
資料をみてもとても心躍る。縫製の詳細や生地の刺繍の細かさ、生地の種類や使い方。
細々かいてると楽しくなってくる。
細かいものが基本好きなサカモトです。
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